サイトリニューアルに寄せて

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なんとブログの投稿は実に3年ぶりとなってしまいました。
実は、2026年3月にBICP DATAのサイトをリニューアルしておりました!
ブログ更新が止まっていたここ3年も、相変わらずデータの活用とガバナンスの領域で走り続けていましたが、取り組むテーマの重心が少しずつ変わってきたので、そのあたりを反映したサイトになっています。

今回のサイトリニューアルではこんなことを意識しました

①現在のビジネスの実態に合わせること(AIガバナンスまでご支援領域が広がった)
②シャープな「データ活用」のイメージより、データ活用の羅針盤のイメージでやわらかく
(サイトTOPのイメージをビル群から水彩画のグラデーションへ)
③多様でゆかいな仲間たちの魅力を伝えたい

年齢の幅も広いゆかいな仲間たちです

ここ3年の歩み CMPから倫理指針策定へ

最後のブログ投稿(なんと2023年2月…)が「FAQから整理する改正電気通信事業法」であることからも分かる通り、当時はプライバシーガバナンスのコンサルティングと、マーケティングにおけるデータ活用支援(データ分析や可視化等)が主な提供サービスでした。もちろん現在も、「活用領域」と「ガバナンス領域」の2軸を中心としたサービス展開そのものは変わっていません。

今となっては少し懐かしい話ですが、2022年前後の「同意管理ツールを入れないといけないかも?」というタイミングでは、「とりあえずツールを入れれば同意管理は終わりでしょ」という空気も正直あったように思います。
でも実際には、「同意管理を顧客体験の一要素としてどう設計するか」という話であり、ツールはその一部を楽にしてくれる存在に過ぎません。そうした議論をクライアントとご一緒する中で、顧客体験の重要な要素としての「プライバシー」をきちんと位置づけるために、プライバシーの倫理指針やプライバシーセンターをつくるお手伝いが増えていきました。
倫理指針やプライバシーセンターを「つくって終わり」にしないことも大事です。実際に社内に浸透させるために、勉強会もたくさん実施しました。「倫理指針をつくることがなぜ大切なのか?」「なぜ個人情報保護やプライバシーに関するルールがこんなに厳しくなってきたのか?」といった問いを、大学の先生方のお力も借りながら、座学やワークショップのかたちで一緒に考えてきました。

そしてAIガバナンスへ

そうこうしているうちに、2022年11月にChatGPTがリリースされ、瞬く間に広がっていきました。誰もかれもが飛びつきつつ、「あれ、でもこれ使い方を間違えるとまずいよね」「ルールはどうしようか」と急に不安になる、あの感じを覚えている方も多いのではないでしょうか。(もし現時点でもその状態の企業さんは、すぐにご連絡ください!お手伝いします!笑)
プライバシーの倫理指針を策定するという活動は、私の感覚では「企業の、生活者や社会への向き合い方を、データの文脈で再構築すること」そのものでした。この考え方は、そのままAIの利用にも当てはまります。
つまり、一度きちんと倫理指針を言語化しておけば、それをよりどころにしてAIの使い方を判断できるようになります。もちろん、モデルの中身など技術的な側面は別の専門性が必要ですが、「倫理的なリスクをどう扱うか」についての検討は格段にやりやすくなったと感じています。
そうした流れのなかで、ご支援の範囲も自然とAIガバナンス領域に広がり、AIの倫理指針やそれをベースとしたガイドライン、レビュープロセスの策定などをお手伝いする機会が増えてきました。

ブランドの根底を支えるAI倫理指針

こうしたプライバシー/AIガバナンスの仕事を続けるなかで、「グループ会社であるBICPとの連携が、これまで以上に意味を持ってきたな」と感じています。
いま、多くの企業にとってブランドの体現は、コミュニケーションのトーンだけでなく、「データやAIをどう扱うか」という振る舞いにも及んでいるはずです。BICPはブランド戦略やCX設計などを通じて「このブランドは、誰にどんな価値を届けるのか」を描き、BICP DATAはプライバシー/AIガバナンスの枠組みの中で「その価値提供のために、どこまで何をしてよいのか/してはいけないのか」を明らかにしていきます。
私たちは、倫理指針を単なる規約文書ではなく、「顧客体験にAIが組み込まれた際のブランドとしての振る舞い方」をデータとAIの領域に翻訳したものだと考えています。この「ブランド」と「倫理指針」のつながりを、今回のサイトリニューアルでちゃんと表現したいと思いました。

コミュニティ活動

もう1つ、この3年の活動のなかでとても大きかったのが、コミュニティを運営し始めたことです。当初は、「孤独なプライバシー担当者の駆け込み寺」のようなイメージでスタートしましたが、今はプライバシーガバナンス・AIガバナンスについてみんなで助け合う場に育ちつつあります。
規模はまだまだ小さいですが、GIVERの方も多く、マニアックな話題(失礼)で毎回とても盛り上がります。私自身も、毎回たくさん勉強させていただいています。審査制ではありますが、ご興味のある方はぜひお問い合わせフォームからご連絡くださいね。

WRITTEN BY: BICP DATA 渡邉桂子

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