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提供するサービス

私たちはデータ・AI利活用を推進する上で、『攻め』と『守り』の両輪のバランスが重要だと考えています。顧客データの積極的な活用を試みる事業部門やマーケティング部門に対し、コンプライアンス部門やIT部門はプライバシーへの配慮、セキュリティ、法令遵守等の観点から防衛的な考えを持つケースが多いです。対立構造にせず、『顧客への新しい価値提供と信頼関係の構築』を組織間の共通目的とし、顧客視点で具体活動を進めることで、攻める組織と守る組織の両輪が回り出すのではないか、と考えています。BICP DATAはそれを後押しするためのサービスを提供しています。

『攻め』と『守り』は切っても切り離せないコインの裏表のようなもの

マーケティングDX

Marketing DX

顧客データの利活用はマーケティング戦略・戦術を展開する上で、ますます重要になっています。
更にマーケティングの枠を超え、企業のDXやバリューチェーン改革の実行過程においても、
顧客データを中心にしたデータ戦略やデータ環境整備が成否のカギを握っています。

BICP DATAは企業のサービス進化、マーケティング進化を見据え、データ・AI戦略策定から
実行・定着化支援までの一連のサービスを提供しています。
また、BICPグループとしてブランド戦略デザインやそのプロデュース、CDPやDWHの実装など、
マーケティング実務全般をベストインクラスでご支援しています。

データ・AI戦略策定

データ・AIを活用し、ビジネスモデルの変革や新たな顧客価値を生み出すため、企業や部門のデータ・AI戦略の策定(マーケティングDX)を支援します。

現状のデータ戦略の棚卸やデータ利活用状況、今後解決したいビジネス課題、データやテクノロジー進化の見極めなどから戦略策定を進めます。守り・攻めの両面からの検証はもちろん、現場のマーケティング活動/事業活動/経営視点など、複眼的・対話的なアプローチを試みます。

<主なプロセス>

  1. 現状分析、データ利活用状況の棚卸、マーケティングDX課題の整理
  2. データ環境構想
  3. 事業/商品/サービスとマーケティング実務視点でのデータ要件整理
  4. 活用すべきデータやソリューションの選定
  5. 投資対効果の想定とトールゲート策定

データ環境構築支援

データ・AI戦略に沿ったデータ環境の構築を支援します。

膨大な量のデータを取得できるようになった一方で、社内のデータの保管先が分散(サイロ化)してしまい、うまくデータを有効活用できていないという課題の中、顧客データはもちろんですが、AIを上手に活用するためには、商品やサービス側のメタ情報を整備し、分解能を高められる状態に保持する設計が重要です。

現データ環境、現場へのオペレーションとの整合を図り、生活者に主権をおいたデータ活用環境の構築を目指します。

<主なプロセス>

  1. 現状ヒアリング
  2. データ・AI戦略に沿ったアーキテクチャ、ツールの選定
  3. 外部データ連携・取得設計、BIやMAなどとの連携設計

マーケティング施策実行支援

データドリブンにマーケティング施策を意思決定し、PDCAを回すための実行支援及び分析支援を行います。
マーケティング戦略を元に、ターゲットや目標設定、施策を評価するためKPIを策定し、施策を実施/運用します。
KPI管理や施策評価のためのデータパイプラインの設計やデータ分析作業など、一連の運用プロセスの伴走支援を行い、マーケティングおよびビジネス課題の解決へ導きます。

<主なプロセス>

  1. マーケティング課題とデータ活用の現状ヒアリング
  2. マーケティング活動目標やKPIの再設計
  3. KPI測定やROI算出の考え方とデータ設計
  4. コミュニケーションシナリオ策定(代理店等との協業可能)
  5. データ計測実装支援
  6. 施策プランニングおよび実行(代理店等との協業可能)
  7. データ分析、施策評価

必要に応じ、中期的にご支援するタスク

  1. データ環境整備
  2. BI導入、マーケティングダッシュボード開発
  3. MAツール、各種マーケティングソリューションの選定や導入支援
  4. MMMなどのマーケティングROI高度化のためのデータ解析や態勢準備

AI・マーケティングテクノロジー R&D

生成AIやCookie代替技術など、技術進化によるデータ・AI利活用の広がりに対し、PoCを中心とした活用推進支援を行います。ただし、「まずはトライしましょう!」というPoC疲れに陥りやすいご支援ではなく、例えばAIを活用可能なくらいに機械可読性に優れたデータが整備されているかの状況確認、将来的な費用対効果の見立て、独自性や競争優位性などの第三者目線の事前評価、新たに想定される事業リスク評価など、事前のリサーチと十分なシミュレーションが重要と考えています。

新規事業ならば別ですが、ほとんどのケースは継続した事業の中で、部分的かつ着実にデータ活用を推進し、AIによる進化を達成できるか?が課題になります。組織の壁やオペレーション上の調整事項なども踏まえ、実行支援に優れた第三者立場の私たちだからこそ伴走できるR&Dを進めていきます。

<R&Dテーマ例>

  1. 生成AI活用PoC(例:チャットボットやコールセンター業務のAI導入)
  2. 外部データやデータクリーンルーム活用によるデータマーケティング高度化PoC
  3. Cookie代替技術のフィージビリティ検証
  4. 商品レコメンデーションAI導入に向けた商品メタ情報整備と性能比較

プライバシーガバナンス / AIガバナンス

PRIVACY GOVERNANCE / AI GOVERNANCE

企業が「法律さえ守っておけば問題ない」と言える時代は終わりました。法令を遵守していても生活者に不安や不利益を与えるような顧客コミュニケーションは炎上し、企業の存続を揺るがすような事態にもなりかねません。AIの著しい技術進化に対し、法整備や業界としての制度設計は周回遅れになるものです。企業が能動的に自らを律し、社会に何を還元できるかという視点をもってガバナンス構築に取り組むことが、生活者やひいては社会からの信頼を獲得することにつながります。

BICP DATAはプライバシーや倫理の問題への向き合いを企業価値向上につながる経営戦略の一部としてとらえ、DXに取り組む企業のプライバシーガバナンス/AIガバナンス体制構築から運用・定着化までの支援をワンストップで提供しています。

ガバナンス体制構築支援

データ・AIを活用し、ビジネスモデルの変革や新たな顧客価値を生み出す前提となるガバナンス体制構築を支援します。

現状のプライバシー保護体制やデータ利活用状況の調査を行い、現状の課題や取り組み優先度を整理します。企業の実情を加味しながら運用可能なガバナンス体制や組織の役割を定義し、必要に応じて既存のポリシー・規約を改定していきます。

<主な業務>

  1. 現状分析
  2. アセスメント、リスク診断
  3. プライバシー保護組織
  4. 組織構築・運営 ー活動方針定義
  5. 体制整備 -ルール改定・ワークフロー整備・ドキュメント整備
  6. 内部監査実施フレーム作成
  7. 社内啓発活動 ー教育資料の作成、教育プログラムの実施

プライバシーセンター構築支援

お客さまからデータをお預かりするための窓口の機能を持つプライバシーセンター(プライバシーポリシーを含む)の構築を支援します。

ユーザがログインする度に同意取得をしていくことは判断をお客様に丸投げしている状態であり、同意疲れを呼んでいます。同意管理を考えることは、お客さまとのつながり方を考えることです。企業のありたい姿に照らしあわせたデータへの向き合い方を宣言し、言行一致を徹底することで、お客さまや社会からの信頼を獲得していくことを目指します。

<主な業務>

  1. 現状分析、課題抽出、他社事例研究
  2. 自社の想いの再解釈と明文化
  3. ELSI観点での第三者レビュー
  4. 同意管理水準の決定とシステムへの落とし込み
  5. PETs(プライバシーテック)検討と導入支援

データプライバシー/AI倫理 研修プログラム

データの利活用と表裏一体であるガバナンス領域については他人事になりがち。研修プログラムを通じて社員それぞれがデータプライバシーや倫理の問題について身近に感じ、組織内で同一言語で会話ができるように導きます。

<主なコンテンツ>

  1. 生成AIのトレンドとリスク
  2. プライバシーの潮流変化
  3. AI倫理を紐解くための倫理入門
  4. ELSIの観点から考えるデータ/AI利活用
  5. ELSIワークショップ

プライバシーデータプロセスマネジメント

サービスの企画、設計、開発、リリースといった各段階においてプライバシー保護や公平性の観点での検討が行われる仕組みづくりを支援します

<主な業務>

  1. 匿名加工や秘密計算等のデータ処理プロセスの検討
  2. AIモデル、アルゴリズム開発推進のための開発ルール策定
  3. データパイプライン構築に向けたアーキテクチャスケッチ

プライバシー推進者向け コミュニティ運営

あつプラは、「孤独なプライバシー推進担当者の駆け込み寺」であり、「プライバシー対応に本気で取り組む方々が仲間を作る場所」です。

素朴な疑問、困っていることに対して意見交換をしたり、オフサイトでのミーティングを定期的に開催しています。

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推進をサポートします。

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