BICP DATAの事業について教えてください。
当社は主に、「マーケティングDX」と「プライバシーガバナンス/AIガバナンス」の2つの事業を展開しています。
「マーケティングDX」では、AIなどの先端テクノロジーを活用し、企業がより効果的に商品やサービスを届けるための戦略策定と実行支援を行っています。
近年の消費行動変化やテクノロジー進化により、企業のマーケティング活動そのものは動的に変化し続けています。その上で、企業のデータ戦略やAI戦略を描き直すことを契機にデータ環境の見直し、AI-Ready化、顧客体験の刷新、オペレーション改革、デジタル人材育成など、DX推進活動がマーケティング活動に密結合するケースが増えています。マーケティング組織の役割が拡張されてきたとも言えるでしょう。BICP DATAではこういったマーケティング組織やDX推進組織の活動を支援しています。案件の性質によっては、グループ会社であるBICPのメンバーと連携し、チームでプロジェクトを推進することもあります。
私たちが重視しているのは、「実行可能性」です。不確実な理想形の追求はせず、数年先のありたき姿をバックキャストしながら、現状から着実に遂行できる、正しい方向への一歩を踏み出す戦略立案や施策提案をします。そして、その歩みを止めることなく、現場と経営の双方にとって戦術・戦略が地続きに合致することを大切にし、クライアントに伴走しています。
もう一つの柱が「プライバシーガバナンス/AIガバナンス」です。企業のデータ活用やAIサービス導入を、法規制や倫理の観点から適切に整える“枠組み作り”の支援を行っています。
昨今、企業は法令遵守の上で顧客へのサービス設計や導入を進めています。ですが、それでも炎上し、サービス停止や事業撤退に追い込まれる事案が後を絶ちません。倫理的に許されない場合があるわけです。テクノロジーの進化に対し、法規制は必ず遅れます。また、データの扱い方ひとつで情報漏えいやプライバシー侵害、企業ブランド棄損につながるリスクがあります。ゆえに倫理の観点が重要です。顧客目線に立ったサービス設計やプライバシーやAIに対する自社の姿勢表明、ルール整備、内外への周知など、様々な配慮に基づいて活動する必要があります。そのための意思決定プロセスや機構がガバナンスです。
BICP DATAでは、「企業にとって都合がいいか」だけでなく、「生活者にとって本当に安心できるか」という視点を持ち、データ活用、AI活用を進めるためのガバナンス策定を支援しています。
法務や倫理、テクノロジー/AI、データサイエンスやアルゴリズム、組織論やコーポレート関連知識など、多岐にわたる専門性が要求されるため、クライアントとワンチームで日々奮闘中です。
どのような業界や企業と一緒に取り組むことが多いのでしょうか?
マーケティングDXのクライアントは、いわゆる消費財系の他に、輸送や流通、教育など店舗網を持ち、お客様と直接的な接点を持つクライアントも増えています。「店舗やEC上の一貫した顧客体験の設計とは?」、「消費のサイロ化の中でどのように企業や商品のメッセージを伝えるべきか?」、「CRMと広告の垣根が低くなり、かつ多角化した事業戦略の中で、顧客データをどう活用していけばいいのか?」などのご相談が多くあります。「顧客起点の全社DX推進」の矢面に立つようなクライアントへの伴走支援を行っています。
一方、プライバシーガバナンス/AIガバナンスのクライアントで最近印象的だったのは、人材業のクライアントです。人生の岐路である就職や転職という重大な局面において、AIをどこまでどのように導入すべきか?それは正しい判断と言えるのか?など、とても重要な検討が始まっています。企業の姿勢、法的・倫理的な側面での社内体制整備、AIのアルゴリズムの判断基準の検討など、考え抜いて実行体制まで移す、ということを伴走していました。
関わる業界も多岐にわたり、クライアントの状況もさまざまだと思います。
BICP DATAで働くうえで、どのような専門性やスキルが必要だと思いますか?
根っこにあるのは、「知的好奇心」と「人への尽きない興味」です。
もちろん、マーケティングやWebテクノロジー、ITアーキテクチャ、データマネジメント、データサイエンス、データガバナンスなどの専門的なスキルは必要ですが、最初から完璧である必要はありません。
入社後は、先輩社員とチームでプロジェクトに入り、OJTを通じて実践的に学んでいけますし、外部研修やツールの利用も会社がサポートしています。また、基本はリモート勤務ですが、週1度はオフィスでランチミーティングを開催し、業務の垣根を越えて情報共有を行っています。会議内容はAIが自動で記録・整理してくれるため、他のプロジェクトの動きも把握しやすい環境です。
コンサルタントとして求められる「考える・書く・話す・聞く」といったスキルも、業務の中で自然と鍛えられていくでしょう。
私自身もSEやプログラマとしてキャリアをスタートし、30歳を過ぎてからコンサルタントとしての立ち振る舞いを身につけてきました。
BICP DATAのこれからについてもお話を伺いたいです。
今後、注力する事業について教えてください。
AIは社会実装のフェーズに入り、企業もデータ整備やAI導入、新たな顧客体験の創出に積極的に取り組み始めています。もちろん、そうした取り組みの支援は、私たちの重要な役割のひとつです。
ただ、私たちが目指しているのはその先にある世界です。働きやすい職場環境、ほっとできる居住空間や地域コミュニティ、環境にやさしいインフラや資源の活用など。日本をより良くしていくために、企業や自治体、地域、産官学、大企業など、立場や領域を超えて「人と人」「企業と企業」をつなぐ仕組みをつくっていきたいと考えています。
たとえば、店舗網を持つ企業の顧客会員基盤において、お得や利便を追求したクーポン施策ではなく、地球環境に良い行動にクーポン施策を投じる。このキャンペーンに反応してくれた人を企業間データ連携によってさらに広げていき、うねりを興す。企業側はESG経営の一貫として成果を発表し、行政やスタートアップとも取り組みを広げていく。そういうイニシアティブに伴走したいと考えています。
私たちの挑戦はまだ役割の名前も定まっていないかもしれません。ですが、興味を持って色々な分野の方と対話すること、私たち自身がのりしろとなり人と人とを紡ぐことで、少しずつ変わり、振り返ってみると、これって変革かもね、と思える瞬間があるのだと思っています。
私自身はマーケティングの領域で育ってきました。マーケティングとは「人と人との営み」を繋ぐもの、とも言われています。だからこそ、「人間中心のデータ活用」を軸に、パートナーとの連携、データ環境の整備、ガバナンスの設計に至るまで、クライアントとともに、社会に根づく実行可能な仕組みをかたちにしていきたいです。
おお! なんだかワクワクしてきました。
では、最後にこれから一緒に歩む仲間に向けてメッセージをお願いします。
ワクワクしますよね。私も武者ぶるいが止まりません。 課題が山積みの日本には、むしろ希望しかありません。私の恩師はいつも「ワイルドに行こうぜっ!」と言っています。
BICP DATAには、決められた道をただ歩くのではなく、道なき道を自分たちで切り拓いていく人たちが集まっています。一人ひとりが自由に動いているようでも、不思議と同じ方向を目指し、気づけば手を取り合っている。だからこそ、一人では成し得ないことも、BICP DATAの仲間たちとなら実現できます。
そういう志を共にできる仲間に出会えることを楽しみにしています。
メンバーの声
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私たちは共に未来のデータ価値を創造する同志を募集しています。
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(ちなみにこの写真は社員合宿の時のものです!)

