こんにちは!渡邉です♪
ブログ更新が久しぶりになってしまいました…。
最近の活動報告をさせてください。
11月6日(金)にDIGIDAY BRAND LEADERSに参加させていただきました。
今回は、初めてワークショップスポンサーなるものに挑戦しました。
ここ1年ばかりデータプライバシーの重要性についてお話をすることが多いものの、その中で強調したいポジティブな側面である「(信頼に基づいて顧客からお預かりした)データによる新しいビジネスの創造」についてはどうしても抽象的になりがちなので、ワークショップでみなさんに発散していただいたらどうなるのか?をやってみたかったのです!
概要はこちら:
Working Group Discussion: みんなで考える、新しいデータ活用の世界
日本において、5Gが運用開始され、IoT化が加速する一方、個人情報保護法の規制強化も決まった2020年。いま、生活者が自ら進んで提供する「ゼロパーティデータ」が注目を集めている。それを有効活用することで、どんな可能性を切り拓くことができるのか、参加者全員でグループディスカッションを行う。
流れとしては以下の通りでした。
- 最初に前提となる世界観(プライバシー対応待ったなしになっている現状)をご説明
- ワークショップの流れをご説明
- みなさんに考えていただく、グループでディスカッション
- テーブルごとにアイデアを発表
実際のワークの時間は45分くらいだったので、正直無茶ぶり感が半端ないかなと心配でしたが、さすが一流マーケターの皆様だけあって、各テーブル盛り上がりを見せていました。
ワーク終了後、30分で各テーブルのアイデアを発表していただき、面白いアイデアをたくさん聞くことができました。具体的にどんなアイデアになったのか?が気になるかたは個別にお話ししますw もっと時間をかけてやりたかったなあ…。
最後に、菅からは、「GDPR、CCPA、改正個人情報保護法といったプライバシー規制の流れは、企業都合の行き過ぎたデータ活用から生活者を保護する視点から生まれているが、生活者や世の中のインサイトに最も敏感であるマーケターは、そのような規制を超えて、生活者から受容される価値を創出できるはず。今回のワークショップは、企業間のコラボレーションによって新しい価値を創出できる、そんな可能性を感じる良い機会になりました。」とコメントをさせていただきました。
結局のところ、プライバシー対応を進めるにしても「何のために?だれのために?」がないと、分かりやすい法律対応に終始してしまいます。
法律順守だけでは十分でないことが明白になっている現在、「顧客とどのような関係性を築いていきたいか」によって、目指すべきプライバシー対応のレベル感も異なってきます。だからこそ、プライバシー対応を法務マターではなく、ビジネスサイド(主にマーケティング部門、経営企画部門)がリードして進めていく必要があるのだと感じます。
BICP DATAは、「あるべき姿に基づき施策・環境を設計する」ことを大切にしています。BICPと密に連携しながら、顧客体験を大切にしたプライバシー対応やテクノロジー基盤の実装をご支援させていただきます。 まずは、お気軽にご相談ください。
DIGIDAY BRAND LEADERSのイベントレポートも上がっていましたので、リンクを貼っておきます。
イベント全体の様子がわかりますよ。
WRITTEN BY: BICP DATA 渡邉桂子